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クレジットカードの安全性
このアメリカで広く利用されるようになったクレジットカード。名前の由来は信用(credit)というところからきている。歴史は日本で約40年ほど、アメリカでは約50年ほどになる。アメリカでは身分証の変わりになるほど社会的信用度が高い。そもそもアメリカでは紙幣そのものの信用度が低く(この辺りは日本では考えられない)人物の信頼性が加わらない事には高額の紙幣は使いにくい。それに変わるものとしてクレジットカードの普及が急速に進んだ。治安の悪いアメリカではセキュリティーの意味も含まれている。
紙幣を信用する日本人からすると心もとないクレジットカード。では犯罪大国アメリカでは過去どのようなトラブルがあったのか。
最近では2005年にアメリカはアリゾナ州のデータ処理会社CardSystemsが約4000万件のカード情報をクラッキングされた。これには日本人のデータも含まれており不正利用されていたケースもあったと言われている。
日本では悪質な店舗(新聞にはスナックと出ていた。)でカードの磁気データをスキミングされ偽造カードを作られるという事件があった。海外のマフィアや日本の暴力団が関係していたと言われている。他にもWEB上でセキュリティーの網目を潜り抜け大量に収集した個人情報を元に各個人に1000円にも満たない金額を毎月請求し続けた事件もあった。我等性風俗大好き人間としては怪しい店舗では現金で全てを処理したいところである。
結局のところクレジット情報を相手に与える、与えないは、その相手に大きく依存する。このアダルト動画の配信会社など一般的に見れば怪しいを極めていると言える。では配信会社を見てみよう。
私が紹介しているものはこのdti servicesのものだ。1995年より立ち上げている会社で従業員は237名(2005年12月現在)という事。私も含め動画マニア達を満足させつつも毎月5000円を徴収しているこの会社。世界規模で営業を行っているので会員が全世界で10万人と仮定しても(実際はこんな人数では済まないと考える)月の売り上げが500,000,000円になる。これは月の売り上げが5億円という事だ。
従業員数237名でこのパフォーマンスは素晴らしい。優秀な企業と言えるだろう。少なくとも私の勤めている会社より全然素晴らしい。詐欺をしそうか疑わなくてはならないのはアダルトサイトではなく、私の勤めている会社かもしれない。
先にあげたdti services社はベリサイン社のセキュリティーを利用している。このベリサイン社のセキュリティーを利用しているのは三菱東京UFJ銀行をはじめヤフー株式会社や株式会社帝国データバンク等そうそうたる顔ぶれ。カリビアンコムのサイト内にも下記のように記されている。
ご入力頂いた情報は全て米国ベリサイン社が開発した業界標準の暗号技術(デジタルID)を用いて安全に送信されますので、第三者に盗み見られる心配はありません。また、お客様の情報は機密扱いで処理され、外部に公開される事は絶対にありません。
絶対という事はないだろうがこのセキュリティーが破られてはお手上げなくらいのものである事は間違いない。ただし気をつけたい事がある。それはベリサイン社側の問題ではなく私たちユーザーの問題だ。
- フィッシング詐欺
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フィッシング詐欺とは、悪意の第三者が会員制ウェブサイトや有名企業を装い、「ユーザーアカウントの有効期限が近付いています」や「新規サービスへの移行のため、登録内容の再入力をお願いします」などと、本物のウェブサイトを装った偽のウェブサイトへのURLリンクを貼ったメールを送りつけ、クレジットカードの会員番号といった個人情報や、銀行預金口座を含む各種サービスのIDやパスワードを獲得することを目的とする。
対策としては、このような怪しげな問い合わせについてはきちんと本家に問い合わせをすべき。最近は営業熱心な有名サイトが多いので紛らわしい事この上ない。アダルトサイトユーザーはこのような事については日常化して慣れなくてはいけないという悲しい部分だ。
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